2006年07月19日

沈金(ちんきん)の技 点彫り 

輪島漆器大雅堂(株)の常設展示場には、大きなもの(二双屏風や飾り棚等)から、小さなもの(箸置きやブローチ等)まで、ありとあらゆる輪島塗を展示販売致しております。
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沈金(ちんきん)の技 点彫り(てんぼり)

この飾り棚(かざりだな)は、沈金作家・角康二(すみやすじ)作の飛翔沈金です。(W653 D333 H912 mm)

翼を広げて悠々と飛ぶ鶴の美しい羽根や、背景の風と見れば風に、雲と見れば雲に見える流れは、沈金の技・点彫りによって表現されています。

沈金(ちんきん)とは、輪島塗独特の加飾の技です。
輪島塗の漆の塗面は、塗り重ねられることによって強度を増し、沈金はその塗面をのみなどで彫り、金などを埋める技法です。
点彫りは、塗面に細かい点を彫って、文様を描き出す技法です。
遠近感や陰影などを見事に表現します。

この飾り棚は、輪島漆器大雅堂(株)の常設展示場に、師である三谷吾一作の飛翔沈金飾り棚とともに、展示しております。
輪島の受け継がれる技を、ご覧下さい。
posted by 輪島塗 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪島漆器大雅堂展示場